パソコンのセキュリティソフトに「ESET(イーセット)インターネットセキュリティ」を使っています。このソフトはWebブラウザでオンラインバンキング(ネットバンキング)を初めて利用するときサイトごとに保護するかどうかをたずねてきます。
先日、うっかり「保護しない」を選択してしまい、常時保護しない状態となってしまいました。設定をいじるのが面倒とそのままにしていたのですが、どうも気になり、最近やり直しました。これが思いのほか深い階層までたどらなくてはならなかったので、その方法についてシェアします。
ESETインターネットセキュリティとは
価格.comのセキュリティソフト人気ランキング「売れ筋」「注目」「満足度」すべての指標で第1位(ESETファミリーセキュリティ:2017年12月10日現在)を獲得しているインターネットセキュリティソフト。スロバキア発祥の企業が開発し、日本国内ではキヤノンITソリューションズ社が提供・サポートしています。
圧倒的コストパフォーマンスの高さから、僕は「ESETインターネットセキュリティ」の「パーソナルセキュリティ3年版」を2017年3月から導入しています。この記事を書いた時点のバージョンは11.0.149.0です。
表示される選択画面
ESETでは、オンラインバンキングや決済Webサイトを利用しようとすると最初に「オンラインバンキングと決済の保護」画面が表示されます。
本文には「金融取引、クレジットカード番号、およびその他の重要な個人データのセキュリティを強化」とあります。ぜひ設定しておきたい機能です。
おススメの設定は以下です。
①セキュアブラウザを開く
「セキュア」とは「安全な」という意味です。保護を設定する場合は、こちらをクリックします。
②このWebサイトのオプションを記憶する
これで毎回、自動的に保護してくれます。
僕が今回うっかりクリックしてしまったのは「③保護せずに続行する」のほうでした。デフォルトで「②~記憶する」になっているので、毎回、自動的に保護せずにブラウザが開いてしまいます。
この現象を解消し、もう一度設定し直したのが、次項の手順です。
なお保護するか否かを毎回設定するには「④毎回確認」を設定します。
ブラウザに記憶させていたログイン時の「ユーザー名(ユーザーID)」や「パスワード」は初期化されるのでご注意ください。
設定をやり直す方法
[1]タスクバーからESETを開く
タスクバー右下の①のアイコンをクリック。②のESETアイコンをクリックしESETを開きます。
[2]「設定」を開く
トップ画面左メニューの「設定」をクリックしつぎに進みます。
サイトを予め指定し保護する方法
ちなみに上の画面で下青地中央の「インターネットバンキング保護」をクリックするとつぎの画面が表示されます。
この画面のアドレス入力&検索バーから希望のサイトを探しだし保護を設定することができます。
[3]「インターネット保護」を選択
[4]「Webアクセス保護」を選択
[5]「インターネットバンキング保護」を選択
[6]「編集」をクリック
「保護されたWebサイト」の項目で「編集」をクリックします。
[7]「安全なブラウザ」に選択を変更する
「保護されたWebサイト」画面で該当するサイトは「標準のブラウザ」のラジオボタンが黒くなっているはずです。
そこで「安全なブラウザ」をクリックしラジオボタンを変更します。
最後に「OK」をクリックし設定を確定します。
ちなみに「確認する」を選択すると、指定したサイトを開くたびにESETが保護するか否かをたずねてきます。
[8]保護状態の表示
ESETで保護されたブラウジングはウィンドウ全体が緑の帯で囲まれ、右上に「セキュリティ保護」のマークが表示されます。
これで閲覧中のアクションが保護されていることを確認できます。
以上「ESETインターネットセキュリティでオンラインバンキングと決済の保護を設定する方法」でした。ご参考にしていただければ幸いです。