特定のWebページ(サイト)がGoogleにインデックスされているか確認する方法として「site:」の後にURLを入力し検索する方法が知られています。Googleサーチコンソール(Search Console)で「新しいSearch Consoleのベータ版」を利用すれば、より詳細な情報が素早く得られて便利です。またサイト分割などにより301リダイレクトを実行した際、分割先のページがインデックスされたか確認する方法としても有効です。
Googleにインデックスされているか確認する方法
Googleサーチコンソールにログインし、左のメニューから「新しいSearch Consoleを試す」をクリックします。
「Google Search Console BETA」画面が表示されるので、右の検索ボックスにログインしたサイト内の目的のページのURLを入力し、検索ボタン(虫眼鏡マーク)をクリック。
インデックスされていれば下の画像のように表示されます。AMPページを設定している場合「有効」か否かも同時にチェックされます。
301リダイレクト先ページがGoogleにインデックスされているか確認する方法
301リダイレクトでリダイレクト先のページがインデックスされているか確認してみましょう。
たとえば「https://it.sorayori.com/hub/」というURLのページを前項の方法で確認してみました。すると「URL検査」ページが開かれ、下の画像のような表示となりました。
「URLがGoogleに登録されていません」とあります。しかし[1]「エラーではありません」という記述も見られます。指示に従い[2]「詳細」をクリックします。
すると「URL検査ツール」の解説ページへとジャンプし、つぎの文章があります。
URL が Google に登録されていません
表示の意味: この URL は Google 検索結果に表示されませんが、それはサイト所有者の意図によるものと Google は判断しています。よくある状況としては、ページがパスワードで保護されている、noindex ディレクティブが指定されている、正規ページの代替ページである(ページの代替バージョンはインデックスに登録されません)などがあります。
上記の記述からGoogleは確認したページを301リダイレクトによるものとすでに認識していることがわかります。
そこで「URL検査」ページに戻り[3]「正規URLを検査」をクリックします。
(今回は解説のため[2]「詳細」ページを紹介しましたが、通常は直接[3]「正規URLを検査」をクリックしてかまいません)
すると正規URL(下の画像上部ボックスに表示されている「https://it.sorayori.com/hub/」)がGoogleに登録されていることが確認できました。
ここでまだ「登録されていません」と出る場合は、しばらく日数を空けるか、左メニュー下段の「以前のバージョンに戻す」をクリックし、左ダッシュボード「クロール」>「Fetch as Google」で再検査、インデックスをリクエストしてみましょう。
なお「URL検査」には1日間での上限があります。実際に五十数件実行したところで下のアラートが表示されました。作業は翌日以降に持ち越すことにしましょう。
まとめ
「Google Search Console BETA」でインデックスを確認するとAMPページが「有効」であるかも同時に確認でき、さらに301リダイレクトもチェックできます。ブログやサイトを運営する方で、まだの方はぜひGoogleサーチコンソールに登録することをおススメします。