【1】Twitterの障害をチェック
検索できない、ツイートできない、プロフィールを編集できないなど、なんらかの不具合を感じたら、まずTwitterに障害が発生していないか、チェックしてみてください。こちらのサイトがリアルタイムで報告してくれています。
【2】ペナルティを受けているかチェック
2018年3月15日追記
Twitter側がアカウントを凍結した場合、具体的にどのツイートがそのルールに違反しているのかをメールで知らせてくれるようになりました。異議申し立て先も同メールに併記されます。
Twitterルールに違反したことでアカウントが凍結になった場合、どのツイートがどのルールに違反しているのかを、メールにて、より具体的にご連絡するようにいたします。なお、メールには異議申立てを行われる際のリンクもご案内しています。 pic.twitter.com/GEmc7iiuKL
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2018年3月14日
以下は2018年3月13日以前の対処法
自分のアカウントがTwitter側から何らかのペナルティを与えられている、と感じたら、Twitterのヘルプセンターにアクセスしてみてください。疑いのあるアカウントにログインしたまま、このURLをクリックします。
すると、このタイトルの画面が表示されます。
▲出典:Twitterヘルプセンター
多くの場合、画像下段で示されているように「アカウントは凍結もロックもされていません」と出るはずです。もしそうなっていたら、まず重大な規約違反によるペナルティではありません。
しかし凍結やロックが成されている旨の表示があったら、急いで対処しましょう。ネットを調べてみたら、こちらのサイトが詳しく解説されていました。どうぞ参考にしてみてください。
では「アカウントは凍結もロックもされていない」のに、なぜツイートが検索表示されないのでしょう。アカウントを開設間もない方はつぎの項【3】にお進みください。開設数ヵ月後にそうなってしまった方は「【4】あとから検索表示されない場合」にお進みください。
【3】開設間もない時期にありがちなこと
まず、つぎをチェックしてみてください。
チェック1 自分が投稿したURL付ではないツイートを検索してみる
チェック2 自分が投稿したURL付ツイートを検索してみる
チェック1で検索できなかった方は次の項「【5】問題として報告する」にお進みください。
さて、ここで「チェック1は大丈夫だったけど、チェック2はダメだった」という方が残りました。おそらく「自分のツイートが検索できない」という方の多くがこのケースではないでしょうか。
これはTwitter運営側がまだあなたのアカウントを良質なものと認定していないことによるものと考えられます。
ここに二つの事例をご紹介します。そらより自身のケースです。
CASE I 開設1年後
2015年9月に登録したそらよりのTwitterアカウント https://twitter.com/sorayori_com は、ただいま(2016年9月時点)
ツイート数 766
フォロー数 131
フォロワー数 142
1年経過したわりには少ないほうかもしれません。無理して数字を増やそうとしなかったので、まあこんなものでしょう。
もともとそらよりブログの宣伝のためと開設したので、新しく記事を書くたびにリンク付ツイートをしてきました。ただ日常のおバカなつぶやきもそれなりにあり、現在のところ「リンク付」と「リンク付ではない」ツイートの比率はおよそ1対3といったところです(厳密に数えたわけではなく感覚値)。
このアカウントではすべてのツイートが検索にヒットし、ハッシュタグ(#)も問題なく機能しています。※ハッシュタグは多用すると評判がよろしくないようなので最近は言葉をなるべく3個以内に絞り込み使っています。
CASE II 開設1ヵ月後
開設1ヵ月後
2016年10月初旬に開設したばかりのそらよりの別のアカウントは、ただいま
ツイート数 31
フォロー数 29
フォロワー数 9
開設1ヵ月でツイート数31ですから、ほぼ1日1ツイート以上は投稿している計算です。でもその内容はCASE Iとは大きく異なります。
まず「リンク付ツイート」の比率の大きさです。ツイートの9割はブログ記事への誘導を図った「リンク付ツイート」です。
またフォロワー数も絶対値と、フォロー数に比べた相対値が明らかに低い。
つまりこうした状況がスパム系のアカウントではないかという疑念を漂わせているのではないかと考えられます。
こちらのアカウントで検索にヒットするのはリンク付ではないツイートのみです。ブログ記事宣伝のためのリンク付ツイートは「話題のツイート」はもちろん「すべてのツイート」でもヒットしません。ハッシュタグも機能しません。かろうじてアカウント名を検索できたので、正しく登録されていることが確認できるだけです。
こうしたケースでは、とにかくTwitter運営側の信頼を得ることを最優先しましょう。そのためには
・リンク付ではない情報(話題)として中身のある有益なツイートを増やす(「あっ」「そうだ」などだけのひとことツイートは完全アウト)
・リンク付ツイートはなるべく控え、連続して投稿しない
すでにリンク付ツイートが排除されていても大丈夫。信頼を得たと確信できるまで、これを守ることが重要です。
事実、CASE Iもしばらく検索されない時期がありましたが、リンク付ではないツイートの比率が高まり、フォロワーが増え、いくつかリツイートしていただき検索してもらえるようになりました。
【4】あとから検索表示されない場合
さて、ここからは凍結もロックもされていない、開設間もないアカウントでもないのに、なぜ検索できないツイートがあるのか、ということを考えてみたいと思います。
これもそらよりの事例をご紹介しましょう。
ある記事についての宣伝をハッシュタグ付でツイートしました。ちゃんと投稿できているか、Twitterで検索してみると、なんとまったくヒットしません。キーワードも、ツイートURLも、ハッシュタグでも、すべてダメ。「話題のツイート」ではなく「すべてのツイート」で確認しても、どこにもありません。
何が起きているのでしょう。
注意したい「重複」「複数」のスパム行為
Twitterのヘルプセンターを探ってみると重要なヒントがありました。
スパム: アカウントが凍結される理由のほとんどは、スパム行為または明らかな偽装、およびTwitterや他のすべてのユーザーにとってセキュリティ上のリスクを招いていると判断されたことです。
▲出典:Twitterヘルプセンター
まず「凍結される理由」として「スパム行為」があることが確認できます。凍結まで行かなくても、それに類するツイートは機械的ななんらかのフィルターによって排除されると考えることができます。
では、どんな行為がスパムに当たるのでしょう。Twitterヘルプセンターではいくつかの例を挙げていますが、その中にそらよりがアイタタタタタ~となったものがありました。
・重複した内容を、複数アカウントから投稿した場合、またはひとつのアカウントで重複した内容を複数投稿した場合
▲出典:Twitterヘルプセンター
そらよりが検索表示されなかったツイートは、まさにこれに当てはまりました。じつは「重複した内容(リンク付ツイート)」で「複数のアカウント(同IPアドレス)」から投稿していました。さらに「ひとつのアカウントで重複した内容(リンク付ツイート)を複数」投稿していました。どうやらこれが原因だったようです。 ブログ宣伝のためと、つい熱が入り、ご迷惑をおかけしてしまったようで、深く反省。以降はこんなことのないように注意したいと思いました。
なおこの行為は2018年2月21日より、アカウントが凍結される禁止行為となっています。
Twitter社は米国大統領選挙に絡むbot投稿を不正とみなし新たな規制を発表しました。以下は禁止行為としてアカウントが凍結される恐れがあります。
同じ内容のツイートを大量のアカウントでツイートすることなどを禁止する。
・同じ内容のツイートを複数のアカウントでツイートすること。同時でも、自動的にスケジュールしたものでも禁止
・任意のアカウントに対し、複数アカウントで「いいね」やRT(リツイート)、フォローすること同社は複数アカウントでのツイートの代替案として、1つのアカウントでツイートしたものを他のアカウントでRTすることを勧めているが、その場合も大量のRTは認められない。
出典:ITmedia NEWS
「他の一つのアカウントで大量ではなくリツイートすることは可能」と解釈することができます。ただいずれにしろあまり好ましい行為ではないと理解しておくのがベターでしょう。
ハッシュタグで釣ってはいけない
ほかにもあとからリンク付ツイートが検索されなくなる可能性として、冒頭で少し触れましたが、ハッシュタグの使い方も注意が必要です。
ハッシュタグ、トレンドトピックや人気のトピック、プロモトレンドなどを使用し、そのトピックとは関係のない更新を複数投稿した場合
▲出典:Twitterヘルプセンター
過剰なフォロワー増作戦もアウト
Twitterのフォロワーを自動的に増やすというネットサービスがありますが、こちらも注意が必要です。
“フォロワー獲得” などをうたう第三者によるサービスまたはアプリケーション (フォロワートレインや、”フォロワー急増” を約束するサイト、その他自動的に自分のアカウントにフォロワーを追加するようなサイトなど) を利用したり利用を促進したりした場合
▲出典:Twitterヘルプセンター
【5】問題として報告する
最後に【1】から【4】に該当していないのにツイートが検索されない場合です。これは、システムの不具合を疑ってもよいでしょう。そこで最後の手段としてその旨をTwitterヘルプセンターに報告しておきます。「個別の問題には返信しない」というのがTwitter運営側の方針ですが、報告しておくことに越したことはありません。
「その他のお問い合わせ」をクリック
冒頭でアクセスしたTwitterヘルプセンターの画面最下段にある「その他のお問い合わせはこちらから選択してください」をクリックします。
▼Twitterヘルプセンター
https://support.twitter.com/forms/general?subtopic=suspended
※問題のあるTwitterアカウントにログインした状態でアクセスします。
「検索」を選択
「サポートに連絡する」画面が表示されます。トピック一覧から「機能と設定」の項にある「検索」をクリックします。
問題として報告する
「検索」画面で「問題を報告する」をクリック。
問題の詳細を記入する
①「自分が投稿したツイート~」のラジオボタンにチェックを入れます
②「この問題はどこで発生しますか?」は選択式です。「ご利用のデスクトップ向けWebブラウザ」などの例が表示されるので、ご使用の端末によって選択するとよいでしょう。選択した後に「問題の詳細」を入力します。ここでは
●使用しているOS、ブラウザ
●たとえば「アカウントは検索できますが、ツイートやハッシュタグは検索できません。重大な規約違反はしていないと思いますが、改善していただくことは可能でしょうか」などの文言にするとよいでしょう。
「Twitterユーザー名」と「メールアドレス」はログインしているTwitterアカウントのものが表示されています。確認したのち③「送信する」をクリックします。
画面上部に「個々の報告には返信しない」旨のアナウンスが表示されています。しかし、黙っていては問題は解決されません。とりあえず報告しておきましょう。
以上、自分のツイートが検索表示されなくなった場合の対処方法でした。みなさんも、これを機会にぜひ一度、Twitterのルールをチェックされることをおススメします。ツイートが検索表示されないことには何らかの原因があります。そしてそれはアカウント停止の可能性があることのサインかもしれません。せっかくフォロワーさんが増えたのに、何もかも水の泡となる前におかしいな思ったらまずチェックです。
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