2017年3月26日現在、価格.comで「デスクトップパソコン」を検索すると売れ筋ランキングの第1位に無線LAN内蔵タイプがランクインしています。同3位も同タイプ。いずれも6万円以下(モニター別)とお手頃価格です。なのに無線LANもついているというコスパが人気を呼んでいる理由なのでしょう。
僕もおよそ1ヵ月前、デスクトップパソコンを買い換えるに当たり、無線LAN内蔵タイプにするかちょっと考えました。でもすぐに頭を振ってその誘惑を振り払いました。
じつは僕の使用するパソコン環境はホームネットワーク構築においていくぶんのハンディを負っていたからです。
僕の家は木造3階建てです。外部から引いた光回線とつながるモデム+無線LANルーターは2階に設置してあります。当時テレビと光は直接つなぐのが常識だったのでケーブルが目立たないように隣接させたのです。僕が普段デスクトップパソコンを使用する仕事場は1階。子どもたちの勉強部屋は3階。必然的に無線LANがネットワークのベースとなりました。
そして後々問題となったのが1階でのネットの送受信でした。隣家との電波干渉や無線LANルーターの故障などいろいろ対策を取ってわかったのが、2階の無線LANルーター親機と1階の子機の位置の関係でした。詳しくはつぎの記事をご参照ください。
というわけで、学んだのが、無線LANルーターの置き場所は自由に変えられるようにしておくべきだ、ということです。
親機の位置に応じて、最も送受信しやすい場所に子機を設置できるようにすべきなのです。
つまりもし無線LAN内蔵タイプのデスクトップパソコンを購入するのならつぎのことをチェックしてほしい。
パソコンを使用する場所は、無線LANルーター親機に対し送受信可能な場所ですか。
壁や床などの構造でちょっと無理がありそうなら、無線LANは内臓ではなくケーブルの長さによって自由に設置場所を変えられる外付けタイプのルーターにすべきです。
僕は以上のことから、同価格帯でもメモリー容量がべらぼうに大きく、4K出力端子もついたタイプのデスクトップパソコンを選択しました。ブラウザ、モニタの将来を考えるとこちらのほうがよほど理にかなったスペックと判断したからです。
もしデスクトップパソコンの買い替えをお考えでしたら、ぜひチェック項目に加えていただければと思います。
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