使わなくなったノートパソコンを安心宅配回収のリサイクル会社「リネット」に引き取ってもらったので、その詳細をシェアします。結論から言うと「この安心、このかんたんさを待っていた」でした!
リネットはこんなひとにおススメ
- もう使わなくなった処分したいパソコンがある
- HDDの初期化が面倒でパソコンが捨てられない
- そもそも初期化でデータが完全に消せるのか不安
- ネットバンキングやネットショッピングのパスワードが漏れるのが恐い
- メールの履歴が漏れるのが恐い
- 写真画像が悪用されるのが恐い
- 安心できる回収会社に依頼したい
- パソコンにPCリサイクルマークがついてない
- 自作のパソコンを処分したい
- 型番や製造番号を調べるのが面倒
リネットとは
【安心なサービス】
- 国が唯一認定する「小型家電リサイクル法」の宅配便回収サービス
- 東証マザーズの上場企業
- 親会社はブックオフコーポレーション株式会社の起業家支援制度第1号会社*
- Yahoo! JAPAN と買取事業で業務提携しリネットジャパン誕生*
- 全国で初めて東京都と連携し事業所からの使用済小型家電の宅配便回収を開始*
- パソコンは無料ソフトでデータ消去可能
- 壊れたパソコンは有料でデータ消去、バックアップ保存
(*)出典:リネットジャパングループ株式会社 沿革
【かんたんな手続き】
- ネットで申し込み、箱に詰めて渡すだけ
- 壊れていても回収してくれる
- PCリサイクルマークがなくても回収してくれる
- 自作PCでも回収してくれる
- 型番や製造番号は記入不用
つぎにリネットに申し込んだ背景について説明します。下記の情報がご不用の方はこちら をクリックしてください。「リネット」への具体的な「申し込み手順」へとジャンプできます。
リネットを選んだ理由は「安心」と「かんたん」
回収を依頼したノートパソコンは12年前に購入したB5ノートです。キーボードの3文字が入力不能となり、OSはWindowsXPのまま。いまさら修理してもコストばかり高くつき使い物になりそうもなく、ずっと机の引き出しの奥で死んでいました。
捨てられずにいた大きな要因はデータ漏洩の心配でした。ネットバンキングやネットショッピングに使用していたので、ログインIDやパスワードがブラウザに記憶されています。
設定で閲覧履歴を消去しても、HDDを初期化しても、抜き出されることは本当にないのか、不安がありました。
軽トラックをゆっくり走らせ不用品を無料で引き取るとスピーカーをがならせて回る回収業者に相談するのも気おくれしていました。そうした業者の場合、たいがい3000円から数千円の手数料を取られます。そして大切なデータが抜き取られないか、常に不安がつきまといました。
そんな悶々とした中、これだ!と思ったのがリネットの「データ消去ソフト無料」サービスでした。これを手元で実行できれば安心して他人にパソコンを引き渡せます!
オフィシャルサイトには案の定
「初期化しただけでは実はデータは消えていません!」
「専用のソフトでデータ消去が必要です!」
出典:リネット
とあります。
しかも
「違法回収業者でのデータ漏えいトラブルが頻発しています!」
「法律ではお客様の責任の下、消去することが定められています!」
出典:リネット
の注意も。
なるほど「データ消去」の必要性が大いにありました。
しかもリネットではネットで申し込み、宅配便が自宅まで取りに来てくれる!
とってもかんたんなので、即申し込んだわけです。
パソコンをゴミ回収に出せない地区に住む
僕が住む東京・武蔵野市ではパソコンを分別ごみ回収、粗大ごみ等に出せません。
2018年6月25日現在、市のホームページには
パソコンは、資源有効利用促進法に基づき、各メーカーがリサイクルをしています。パソコンを廃棄する際には、各メーカーや販売店等に引き取りをお申し込みください。
出典:武蔵野市ホームページ
とあります。
この面倒臭さもパソコンを捨てられずにいた理由の一つでした。
下記の情報がご不用の方はこちら をクリックしてください。「リネット」への具体的な「申し込み手順」へとジャンプできます。
小型家電リサイクル法と資源有効利用促進法の違い
ここでパソコン回収に関係する二つの法律と家電回収に関するその他の法律について解説しておきましょう。似たような目的で三つの法律が併存しているため、とてもわかりにくくなっています。
小型家電リサイクル法とは
冒頭の「リネットとは」で「国が唯一認定する『小型家電リサイクル法』の宅配便回収サービス」とあるように、リネットはこの「小型家電リサイクル法」の管轄下にある事業です、
この法律は有用金属を多く含む使用済み小型家電の回収・リサイクルを推進するため、2013(平成25)年4月1日から施行され、環境省と経済産業省が管轄しています。
回収方法は市町村によって異なりますが、販売店や公共施設、スーパーなどの回収ボックス、市町村による資源ごみ等の分別回収、そしてリネットの宅配便回収など認定事業者による回収等が実施されています。
有害な物質も含まれるため、ほかの二つの法律を含め、適正な処理が確認できない無許可の不用品回収業者には引き渡さないよう注意喚起されています。
もっと詳しく知りたい:環境省ホームページ
資源有効利用促進法とは
経済産業省が定め2001(平成13)年4月から施行された法律です。環境・資源面で持続可能な循環型経済システムへの移行をめざしリデュース(廃棄物の発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)を実施するものです。
主に製造・輸入・修理・建設の事業者に課せられます。
この法律によってたとえばパソコンは2013(平成15)年10月1日からメーカーが回収しリサイクルすることが義務付けられています。
それ以降の家庭向けパソコンにはPCリサイクルマークが付くようになりました。メーカーへの回収・リサイクル料金は不用です。
ただしそれより前に販売された家庭向けパソコンにはPCリサイクルマークがなく、回収・リサイクルに料金が発生します。
パソコンの回収・リサイクルに二つの法律
パソコンの回収・リサイクルに関しては前述の二つの法律があります。
ざっくり整理すると
小型家電リサイクル法では市町村の指示によって回収あるいは認定事業者に依頼
資源有効利用促進法ではメーカーまたは販売店が回収
というわけです。
僕はノートパソコンをメーカーのオフィシャルサイトから購入しました。
つまり
資源有効利用促進法ではメーカーへの回収依頼しか選択肢がありません。しかし小型家電リサイクル法では認定事業者に依頼することが可能です。
ちなみにもう一つ法律とは
家電リサイクル法
テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの家電4品目は「家電リサイクル法」の管轄下にあり、メーカーにリサイクルが義務付けられています。原則、購入や買い替えの販売店に回収を申し込みます。リサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要があります。
もっと詳しく知りたい:経済産業省ホームページ
下記の情報がご不用の方はこちら をクリックしてください。「リネット」への具体的な「申し込み手順」へとジャンプできます。
データ消去サービスがなく不安が残るメーカー回収
では実際にメーカーに回収を依頼するとどうなるでしょう。
僕のノートパソコンはP社のものなので途中までやってみました。電話での申し込みはどうせつながりにくいに決まっていると思い、ネットを選択しました。
依頼予定のパソコンは家庭用でPCリサイクルマークもついています。
メーカー回収手順(1)「機種品番」の入力
指定されたサイトにアクセスすると、まず回収を依頼するパソコンの機種を選択しなくてはなりません。「機種品番」を入力するボックスが表示されています。
さて「機種品番」とは?本体の裏面を確認するとありました。
入力は「半角英字で上4桁以内」とあります。3桁目は「ハイフン」になっているため、これを外して入力すると弾かれてしまいました。試行錯誤の3度目「ハイフン」を含む文字列を入力して初めて機種品番の候補が表示されました。わかりにくい!
メーカー回収手順(2)「製造番号」の入力
機種品番を選択するとつぎに「製造番号」を聞かれます。本体の裏面にないかと探すと先ほどの「機種品番」の反対側にありました。
一文字ひと文字間違えないように入力し、ようやくメーカーに回収してほしいパソコンが識別されました。「リサイクルマーク(有)」が確認され、回収・リサイクル料金はゼロ円と表示されました。
しかしつぎの2点がどうしても気になります。
ノートパソコンだったからよいものの、もしもタワー型だったら「機種品番」「製造番号」を調べるのはちょっと手間だったかもしれません。
しかもこのメーカーの回収には、かんじんのデータ消去サービスがありませんでした。これではいくら無料でも安心して任せることができません。
やはり「リネット」に出すのが安心&かんたん、と思いました。
リネットへの申し込み手順
リネットへの回収依頼はとてもかんたんです。以下、手順を追って解説します。
1.以下のリンクより申し込みページに進みます
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2. 回収先の郵便番号を入力
3. 回収品目を入力
回収を依頼するパソコンの台数を入力します。
梱包する段ボールは梱包した状態で1箱最大3辺合計140センチ・重量20キロ以内にします。緩衝材は不用。段ボールがない場合は厚手の紙袋でもかまわないということです。また専用の段ボールをリネットから購入することも可能です。
外側には大きく「リサイクル品」と書きます。
既定サイズ内ならばパソコンや回収可能な小型家電を何点同梱してもかまいません。
回収は佐川急便です。配送伝票は配達員がその際に持参します。
もっと詳しく知りたい:スポンサーリンク/【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>
僕はこのとき「携帯電話」の欄に「1」と入力するのを忘れてしまいました。パソコン回収に不用となったスマホを同梱依頼することができるのです。でも、リネットの神対応で解決。詳細は後述します。
4.データ消去方法を選択
三つの消去方法が選べます。
①「おまかせ安全消去サービス」と③データバックアップ&消去サービス」は別途料金が掛かります。僕は無料の「ご自身でデータを消去する」を選びました。
5.回収希望日、希望時間帯を選択
2018年6月25日に申し込んだ際には翌日から7月9日(2週間後)まで回収希望日が選択できました。また希望時間帯はつぎのとおり。思いのほか細かい設定が可能でした。
6.支払い方法の選択
パソコン本体を含む回収1回につき1箱分の回収料金は無料です。またクオカードが当たるキャンペーンも随時実施中。興味のある方はぜひこちらをチェックしてみてください。●スポンサーリンク【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>
7.初めての利用時は名前、住所、電話番号等を登録
すでに郵便番号を登録しているので、あとは住所地番、お名前、電話番号などの情報を入力します。
8.料金と回収内容等を確認
9.マイページ作成用にメールアドレスとパスワードを登録
利用には会員登録(無料)が必要です。会員登録し「マイページ」を作成しておくと回収依頼の日時を変更することが可能となります。
10.データ消去方法を確認してお申し込みを確定
僕は最初から無料の「ご自身でデータを消去する」と決めていたので、迷わず左をクリックしました。データ消去の実際については後述します。
11.登録したメールアドレスに申し込み完了メールが届き完了
12.後日リサイクル処理完了後、メールが届きます
「申し込み完了メール」の到着が6月25日。「回収」が6月27日。
そして7月11日に以下の「処理完了」メールが到着しました。
早い!そして報告が的確で安心!のリネットでした!
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データ消去無料ソフトのダウンロードと実行方法
回収の申し込みが完了したら、さっそくパソコンのデータ消去に取り掛かりましょう。
1.ソフトのダウンロード
まずソフトのダウンロードが必要です。回収依頼予定のパソコンで実行します。
・右上の「マイページ」ボタンをクリック
・「マイページ」画面を表示し「申し込みID」をクリック
・「ダウンロード」画面が表示されるので[1]「ダウンロード」をクリック。ダウンロードしたファイルの解凍時にパスワードが必要となるので[2]「パスワード」を控えておきます。
2.ソフトの実行
ダウンロードしたファイルを解凍し、開きます。するとつぎの画面が表示されます。
「実行」ボタンをクリックし、パソコンへのインストールを行います。
インストールが完了するとつぎの画面が表示されます。
自動的に再起動されなかったので、電源操作で強制終了し、手動で再起動しました。
起動すると自動で消去が始まります。HDDはパーテーション1に76.8GBありました。消去に掛かった時間は54分19秒でした。これはHDDの容量によって変わるようです。
最後につぎの画面が表示されました。
[1] 「Finish」の時計が止まっています。
[2] 「G」キーを押してもつぎのパーテーションが選べません。
[3] パーテーション2以降を確認するとどれも「None」になっています。
どうやらこれで消去が完了したようです。
[4] 「Q」キーを押し、終了しました。
念のため最後にもう一度起動してみました。
「This HDD was erased!!」と表示されました。データの消去が確認できました。
梱包
不用な空き箱に入れ、緩衝材を入れずに封をします。
外側には大きく「リサイクル品」と記入。
荷造りはこれだけ! あとは佐川急便の回収を待つだけです。
追加回収の神対応
じつは回収をネットで依頼する際に「携帯電話」にチェックを入れるのを忘れてしまいました。
そこで後から問い合わせたところ快く応じてくれ「お客様センター」の担当の方が注文を変更してくれました。
「マイページ」を確認すると
確かに携帯電話を追加されています。
こちらの手間は一切なしで、変更に応じてくれる親切さに、一気にファンになりました。
まとめ
「リネット」はこれまでパソコン回収の依頼時につきものだったデータ消去の問題を解決してくれる安心のサービスです。申し込みも品番や製造番号などを調べなくてよいのでメーカーへの依頼と比べるととにかくかんたん。運営する会社もしっかりしています。パソコン回収サービスの決定版と言えるのではないでしょうか。
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