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新型コロナワクチン接種証明書アプリが使えないを解決する3つのポイント

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2021年12月20日デジタル庁がサービスを開始した「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」。さっそく使おうとAndroidの「Playストア」で検索しましたが探せません。別の方法でようやくダウンロードしマイナンバーカードを読み取ろうとしましたが読み取れません。操作を工夫しようやく読み取りに成功(マイナポイントの登録もこれで解決!)、証明書を取得しようとしたら「接種時にお住まい」の市に登録されておらず取得できません。結局、別の方法でなんとか取得できたのですが、3つのそれぞれのポイントで操作が誤っていたので、同様にお困りの方のために解決法をシェアしておきます。

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ポイント1:ストアで検索してもヒットしない

Androidの場合、まだストアへの登録が反映されていないようで表示されません。
たとえば「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で検索すると2021年12月20日現在こんな画面が表示されます。

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こちらは感染者との濃厚接触者であることが通知される「COCOA」というもので、今回目的とするものとはまったく異なるアプリです。

解決法

ここはストアからの検索ではなく以下のURLをタップし、直接「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」のダウンロードページを表示しましょう。

Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.digital.vrs.vpa

なおAndroidの場合「動作環境」として「バージョン8.0以上」が指定されています。古いAndroidスマホではそもそもダウンロードできない可能性があるのでご注意。

iOS
https://apps.apple.com/jp/app/id1593815264

ポイント2:マイナンバーカードが読み取れない

僕のAndroidはOPPO Reno3 Aで読み取りに必要なNFC機能を搭載しており、設定もONになっています。しかしいくらマイナンバーカードの上に置いたままにしてもいっこうに読み取る気配がありません。

解決法

たとえばスマホをマイナンバーカードに接触(スマホケースは外して)させたままゆっくり上下左右に動かしてみてください。

重要!
「このNFCタグをサポートしているアプリはありません」というメッセージが表示される場合があります。「マイナポータル」のオフィシャルサイトによるとAndroidの場合はこれは無視しそのまま操作を続けてかまわないということです。その「操作を続ける」にもじつはコツがあります。

(1) 「このNFCタグをサポートしているアプリはありません」 のメッセージが点滅している状態であることを確認する

(2) スマホとカードは決して動かさずそのままの状態でボタンをタップしてください。これがとても重要でメッセージが点滅していてもカードからスマホを離してしまうと認識できなくなります。

それでも読み取れない場合はもしかしたらカードの表面に接触させていませんか。僕がそうでした。裏返して金色のICチップに直接スマホを当てたらすぐさま読み取ってくれました。

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NFCの設定がよくわからない

NFCとは日本語で「近距離無線通信」と呼び、コンビニなどで専用の機器にスマホをかざすだけで決済が完了するキャッシュレス決済に利用されています。今回はその技術を活用し、スマホをマイナンバーカードのICチップにかざし、そこに保存されているデータを読み込むことで、本人認証を実行しています。
今回この操作を行う直前にアプリでマイナンバーカードに設定した暗証番号(券面事項入力補助用暗証番号)の入力が求められます。その数値と一致しなければ本人認証は行われません。

さて、ではあなたのスマホはこのNFCの機能が搭載されているのでしょうか。あるいは有効になっているのでしょうか。

スマホにNFCの機能が搭載されている?

Androidの場合、ここ1年以内に購入した機種であればほぼ搭載されているでしょう。確認したい場合はネットで「機種名 NFC」で検索すればヒットするはずです。

なお「OPPO Reno A」は今回のマイナンバーカードの読み取りはハード的に不可能なようです(参照:OPPOラボ)。一方「OPPO Reno3 A」 「OPPO Reno5 A」 は問題なく読み取れるそうです。NFCを搭載しFeliCa(おサイフケータイ)にも対応しているのにマイナンバーカードには対応していない機種もあるようなのでご注意ください

NFCの機能は有効になっている?

スマホの「設定」から確認することが可能です。一般的に「おサイフケータイ」の項目の近くに設けられているはずです。

たとえばOPPO Reno3 Aの場合は…

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「設定」の最初の画面の「接続と共有」をタップします。

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つぎに「ワイヤレス転送」の項にある「おサイフケータイ設定」をタップ。

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つぎの画面で「Reader/Writer,P2P」の項目のスイッチが緑色になっていればNFCが有効であることを示しています。説明文には「電話が他のデバイスにタッチしたときにデータの交換を許可する」とあります。これを今回の操作に翻訳すると「あなたのスマホがマイナンバーカードのICチップにタッチしたときにデータの交換を許可する」となります。

もし緑色になっていなかったらスライドし有効化しましょう。

ポイント3:接種時の住まいの市区町村に登録されていない

接種証明書の発行手続きを進めると、「接種時にお住まい」の場所を指定する操作があります。ここは多くの方が問題なく通過できるところでしょうが、僕の場合、接種券を発行したのが住民票を置く東京都下の市であり、実際に接種を受けたのが母の世話のため現在住んでいる実家のある県下の市でした。その際、必要とされる「住所地外接種」の申請を出し受理されていました。そのため「接種時にお住まい」の場所の項で実家のある県下の市を設定したところ「登録されていない」と表示されてしまったのです。

解決法

すぐさま実家のある県下の市に問い合わせたところ接種券を発行した場所で再度検索してみてほしいとのこと。
実行してみるとすぐさまヒットし無事接種証明書の取得に成功しました。
ここは「接種時にお住いの」ではなく「接種時に住民票登録のある」が正しいリーダビリティだったようです。

以上、お困りの方は以上の3つのポイントで解決できるかもしれないのでぜひお試しください。

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