バーコード&QRコード決済サービス・PayPayを本格利用しようと、Amazonカード(Amazon Mastercardクラシック)を登録しました。これでチャージ料金が足りなくなったら自動で5000円までクレジット払いが適用できます。
Amazonカード登録でポイントを二重取り
PayPayの支払料金はチャージ料金、Yahoo!マネー、クレジットカードの順番で引き出されます。
キャッシュレスポイント還元制度の適用店舗でPayPayで買い物をすれば2020年6月30日まで原則中小規模店で5%、大手チェーン店で2%のポイントがそれぞれ還元されます(PayPayでは適用されない店舗もあります。必ず確認してから決済してください)。さらにAmazonカードの支払いをプラスすればAmazon.co.jp以外の店舗でもカード利用額の1%が還元される仕組みです。つまりポイントが二重に取得できるというわけです。
たとえばPayPayに2000円チャージしてあり、Yahoo!マネーの残高がゼロ円の場合、5%適用店舗で適用期間内に6600円のお買い物をするとキャッシュレスポイント還元制度で330ポイント(=円)お得に、さらにAmazonカードで46ポイント(=円)分、Amazonのお買い物に利用できるポイントがゲットできます。合計376ポイント(=円)分お得になります。
PayPayに楽天カードの組み合わせは?
僕の楽天カードはクレジットカード会社がJCBでした。残念ながらPayPayでJCBは利用できません(2019年10月時点)。もしも楽天カードを登録できたなら、MasterCard、VISA、American Express加盟店での利用で、Amazonカード同様1%のポイント(=円)がお得になります。
もっとお得に利用するため限度額を引き上げたい
さて、せっかくの二重取りのチャンスです。もっとお得に利用するため限度額を引き上げることにしました。
PayPayでは「本人認証(3Dセキュア)」を行うことで、一度に利用できる金額が5000円から2万円(過去24時間の利用)、5万円(過去30日間の利用)に限度額を引き上げることができます。
「本人認証(3Dセキュア)」とは登録したクレジットカードが利用者本人のものであることを証明すること。一般的にはワンタイムパスワードの発効・入力で事足ります。
本人認証(3Dセキュア)の方法
PayPayアプリで「本人認証(3Dセキュア)」を行うにはトップページ右下の「アカウント」をタップし、「設定」メニューから「支払方法の管理」を選択します。
チャージしてある金額が表示されるので、それを左にスワイプします。すると登録したクレジットカードが表示されるはずです。
画像に記載された「利用上限金額を増額する」ボタンをタップすると「本人認証(3Dセキュア)を設定する」ボタンが表示されます。
※クレジットカードを登録(追加)した際に「利用上限金額を増額する」ボタンを選択することもできます。
これをタップすると本人認証が設定されていない場合は「カード会社の設定方法」にリンクしたボタンが表示されます。タップし、指示に従います。
Amazonカードの場合、「Vpass(利用明細などが確認できるインターネットサービス)」が登録済であれば以下の画像が表示されるはずです。
四角い赤線で示した部分に「Vpassパスワード」または「ワンタイムパスワード」を入力すればよいのですが、ちょっとしたカン違いが重なってしまい設定に半日も要するハメになってしまいました。
第1のカン違い:三井住友銀行アプリではなかった
Amazonカードを作成する際に三井住友銀行に口座を作る必要がありました。
SMBCダイレクト利用のため三井住友銀行アプリをスマホにインストールしています。じつはそのログイン画面に「パスワードカード」というボタンがあり、それをタップするとSMBCダイレクト用の6桁のワンタイムパスワードが表示される仕組みになっています。
僕は今回、延々とこの三井住友銀行アプリで発効したワンタイムパスワードを入力していました。そして延々と弾かれ続けました。
本来はスマホに「Vpass用のワンタイムパスワード」アプリである「One Time Pass」アプリをインストールし、発効しなくてはなりませんでした。
三井住友銀行のサービスに関連し、ふたつの「ワンタイムパスワード」が存在していることをしっかりと認識していませんでした。
そして運の悪いことに過去に「Vpass」でワンタイムパスワードを申し込んだことがあるらしく(記憶にない)Vpass自体のパスワードが本人認証として使えなくなっていました。
第2のカン違い:アプリをインストールするだけではダメだった
慌てて「One Time Pass」アプリをスマホにインストールしました。そしてワンタイムパスワードを発効しようとしました。しかし受け付けてくれませんでした。
じつは「Vpass」で新たにワンタイムパスワードを申し込まなくてはならなかったのです。
そこで「三井住友カード」のサイトを訪れいちから設定しました。
その手順は以下のとおりです。
1.「ワンタイムパスワードお申込み」画面で「カードの有効期限」「セキュリティコード」を入力
2.「利用規約」を確認、「同意」する
3.「お申し込み内容の入力」画面で「メールアドレス」を入力する
※「ワンタイムパスワードアプリをインストールするスマートフォンのメールアドレス」とありますがGmailでも問題ありませんでした
4.同画面で「使用開始パスワードを設定」を入力
※アプリの初期設定に必要なものなので簡単なものでかまわないようです。
5.同画面で「確認する」ボタンをタップし、入力した内容を確定。申し込み完了です。
この設定の後、再度「One Time Pass」アプリをインストール、起動すると、ワンタイムパスワードが発行されました。
これを「本人認証」画面に入力し、PayPayに利用したいAmazonカードの「本人認証(3Dセキュア)」が完了しました。
まとめ
PayPayでAmazonカードの本人認証(3Dセキュア)」ができないときは
●三井住友銀行アプリでワンタイムパスワードを発効していませんか。間違っています。
●まず「三井住友カード」の「Vpass」サイトでワンタイムパスワードを申し込みましょう。
●そしてスマホに「One Time Pass」アプリをインストールしましょう。
●「One Time Pass」アプリで発効したワンタイムパスワードを「本人認証」画面で入力しましょう。
ちょっとややこしくて困っている方も少なくないと思います。Amazonカード大好きさんはぜひお役立てください。
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